2011年09月04日

睡眠について

こんばんは。

大昔、私がまだ高校生だった頃、受験生の間では『四当五落』って言われてました。
これは、睡眠時間が4時間の受験生は合格し、5時間の受験生は不合格になるっていう意味で、睡眠時間を削ってでも長い時間勉強した方が合格するということを表しているのですが、現在では、これは大きな間違いであることが明らかになっています。

睡眠には、身体を休めるという作用に加えて、脳の中の記憶を再整理して、短期記憶を長期記憶に変換する作用があるんです。
レム睡眠って言葉を聞いたことがあると思いますが、レム睡眠は身体は眠っているけど、脳は活発に動いている状態で、このレム睡眠の間にインプットした記憶を再整理して、短期記憶を長期記憶に変換しているそうなんです。

よって、特に暗記モノなんかは、暗記した(短期記憶した)後に、しっかり睡眠を取らないと、それが長期記憶に変換されないので、暗記したモノが定着しないんです。ですから、睡眠をあまり取らないのは、暗記するのに非常に効率が悪いということなのです。
実際、小学生の国語と算数の成績と睡眠時間との関係を調べたところ、『7〜8時間』という児童の平均正答率が5,6年生とも65.5%以上である一方、『6時間より少ない』では、5年生で46.4%と大きく低下することが報告されています。
また、平均4時間睡眠の日が4,5日続くと24時間起き続けているのと同じくらい認知能力が低下するとのことです。

研究開発においても、睡眠は重要だなあと思い当たることがあります。
新しいアイディアを考えている時に、ずっと考えているとだんだん煮詰まってきたり、収集がつかなくなったりすることがあるのですが、そういう時は、もう放り投げて帰ることにしてます。
で、一晩寝て、朝にもう一回、前日のメモを見ながら考えると、これが不思議とちゃんと整理されているんです。多分、寝ている間に脳が再整理しているんでしょうね。また、さらに新しいアイディアが出てくることもしばしばです。ですから、何か考えるときは、できるだけ日を跨ぐ(つまり、間に睡眠を挟む)様にしてます。

というわけで、受験生の方はもちろんのこと、知能労働に従事されている方も、レム睡眠の時間を十分取るために、6時間以上連続して睡眠を取るようにしましょう。睡眠時間を削ってまで勉強したり考えたりするのは、つらい上に効率が悪いので、いいことないですから。

では、今日はこの辺で。
posted by MASA at 00:27| Comment(0) | 研究開発
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